自転車で転んで、右手親指を捻挫してからほぼ1ヶ月が経過しようとしているが、完治しない。医者に行くと、今週からはリハビリのため(と信じたいが)、医者が痛い右手をぐいぐいと曲げる。これが痛い。「痛い!」といっているがお構い無しにぐいぐいやられるので、治療されているのにムカつくほど。「痛いつってんだろ!!!」と暴れだしたくなるが、後ろから看護婦にもガッチリ固められているのだ・・・。いつか治るのだろうか・・・と思わず遠い目になる。
包丁を握って、モノを切ろうとするとズキーンとくるので、料理を普段しない夫に手伝ってもらっているのだが、もはやそれにも限界を感じる。暑さとダルさでイライラして、舌打ちをしている人にご飯を作ってくれなんてとても頼めない。これは双方が料理はこの人の担当じゃないと思っているからなのだろうか。やはり夫婦生活はボランティアだとおもう。自発性が大事なのだ。そして、食事内容が偏って、精神状態が不安定になっていくこの感じ。あああ、夫に食事を作りたい!そして、私を労わって欲しい!という希望が相反する。実は飯でしか繋がっていないのでは、とも思ったり、母のように接したいのだなぁという自分の傾向が見えたりして、早く治りますようにと焦ったり、他のチャンネルを探すにはどうしたらいいのかとうなったり。
やっと文庫本が持ってよめる様になったので、以前友人にもらってそのままにしていたよしもとばななの日記本などを読む。出てくる人が皆面白いし、久々に触れる彼女の文体がやはり好きだ。人まね小猿の私としては、これはうつるなぁと思っていたら、帰宅後早速夫に「今日はなんか話し方が変(いつもと違う、の意味)」と言われた。やっぱり。