音楽会は大変大変盛り沢山で、ステージの上も客席もみんな楽しんでるー!という雰囲気満載だった。「掻いて、掻いて、背中を掻いて」が生で聞けてめっちゃ感激した。明日のはねとびは竹中さんゲストだそうなので、是非見たい。
ミト君と大助君が目でカウントあわせる所とか、BIKKEのライムに合わせて永積君が口を動かしていたりとか、永積君のMCのバックに原田郁子さんがピアノをぽろぽろ弾いたりとか、高野さんの歌に寄り添うようなコーラスとか、ミト君が入った途端に曲のビートが湧き上がったりとか、もうもうもう、見所沢山。分けても、大助君の曲ごとに違った表情を見せるドラムとか、マレット咥えてるのとか、後れ毛とか、スティッククルクルとかだけでご飯3杯は行ける!というカッコよさ。ステージ上にカッコイイミュージシャンが沢山います!しかも皆めちゃめちゃ楽しそう!というのは、見ていてもとても幸せだ。また鼻血出そう。
しかし、何と言っても永積タカシの歌声の威力よ。そしてこの人は歌を沢山学んだのだなぁと思わせる歌い方のバリエーションと表現の豊かさ。ハナレグミだけでなく、SBDだけでなく、いろんなメロディーをこの歌声で聞きたい、とライブに行く度に思う。そして、生で聞く彼の歌はもの凄い魔力を帯びていて、その喉から発せられる、歌った傍から消えていってしまうその歌声はもちろん形の無いものではあるのだけれども、私は、ついその形の無いものをこの手に抱きしめたいなぁと何度となく強く思ってしまう。それはCDを聞いても味わうことの出来ない堪らない愛しさとでも言おうか。うっとりする、とか、聞き惚れる、とか、圧倒されるというのとも違うこの感じ。ということで、生で永積君の歌を聞いたことが無い東京近郊にお住まいの方、若しくは9/24にたまたま東京に居る方はhana-uta festivalに行ってみては如何でしょうか。タダだし。