「会ってきた」って

BLITZでマボロシの休止前ツアー最終日。入場の列、後ろに並んでいた男子2名が「もーやんないんじゃないの?」とか「ライムスはどうなってんだろ」とか話していた。今日はまぁゲスト満載だろうなぁと(それを期待してのこの人の入りか?)思いつつ、中に入れば2階は全部関係者席で、あ、息子!とか見覚えのある顔もチラホラ。今日はもみくちゃになる覚悟で、中に入ってから薄着にチェンジして前の方に。
この生バンドとDさんのラップ*1、しばらく見られないのかーと全部吸収する気持ちで見てたんだけど、なんだかステージが遠い気がしたのな、最初。Dさんは盛んに、客席からのヤジを拾ったりしながらグダグダトークしてて、それが・・・なんというか「伝わり合いたい」(日本語としておかしいな)って気持ちが全身から放出されてて、ああやっぱりこの人スゲーいい人だと思った。さかいゆうはホントにいい声で、唸ってしまった。マボロシの3枚のアルバムだと、私は1枚目が一番好きだけど、3枚目のなかの「ヒーロー」は何度か聞いてるうちに突然グッサリきた。(兄ソロの「絶交」♪遠い昔死んだ星の放った光が〜の下りと同じ様に)MCでDさんが「今回のアルバムで俺が言いたいことはこの曲に全部入ってる」って言ってて何だか納得。どんなゲストの登場よりもこの曲が今日の一番だったなぁ。何度も何度も「終わりたくないなぁ」っていうDさん、真面目に語るセクシィ*2。あー、ホント次いつ見られるんだろうね。
マボロシ→Dさんカコイイ!!!→ライムス*3っていう経路を辿った私には、大事なバンドです。

*1:宇多丸師匠がタマフルで言ってたとおり、Dさんのラップは本当に聞きとりやすくてしかもカッコイイ

*2:結婚式の挨拶より良かった!by Dさん

*3:そのあとScoobieに発展っていうか炎上