カンフル

出かけない週末が続いているせいか、なかなか気分がすっきりしない。部屋の掃除やんなくちゃなーと思いつつ、ものすごく腰が重い、とか、何で私ばっかり家事やってんだ、とか思考が後ろ向き。ついつい旦那に当り散らして後から自己嫌悪に。良くないなぁっとステレオに入れっぱなしのCDをかけて、『Gorlden harvest』のイントロ、ヤスの歌前でレベルがぐわっと上がるところで、気分も一気に晴れる。
1〜3曲目のテンションと4、5のテンションの落差がありすぎるなぁと思えた曲順も、その差を6、7で埋めて、8〜12でまとめたって感じに思えてきた。まぁ、今週ずっと聞いてたので、(私にとっては)遅効性のヤス曲がじわじわキタって所為もあるけど。今まで兄詞について「こういうところが好きだなぁ」と思っていた"黒さ"とか"ヒネ感"はずいぶんと今回抜けているような気はするけども、「自棄っぱち〜」とかそういう部分じゃないストレートな詞でも言葉の選び方とかにこの人でなければ!と思うところがあったりして、それは私自分の変化もあるのだろうけど、やっぱり嬉しい発見だ。「柳の〜」は音の据わりとしてはあんまりすっきりしないなぁと思うところもあるけれど、これは意味の方を優先したのかなぁとか、考えるのもまた楽しいものだ。ヤスの詞は馬を経て一皮剥けた感があった。曲については私は完全に兄派だなぁと改めて思ったけれど、ヤス曲のアレンジは今までで一番聞きやすかったような気がする。耳に馴染むのが早かったというか。鼻紙とか今までだったら苦手なタイプなんだろうなと思ったり。Lullaby、ブルーバードはその辺のアレンジの絶妙感を強く感じた2曲。あと、ヤスは歌い方がまた変わったなぁ。また音域が安定したのか、力強く表情が出た歌い方になったような。この辺が"今様"の印象の一因かもしれないとも思う。