Life Size Rock Fes 2005 1日目、ステージはbonobos→馬の骨→SOFFet風味堂の順に登場。馬の骨トップかと思っていたけど、入場したらbonobosのセッティングがしてあり驚く。ステージから3ブロック目の真中に陣取り。
bonobosが終ると、ステージ後ろの幕が開いて次の楽器が出てくる。構成からみても次は馬?と話していると、真中のマイク横に小さな台が置かれ、その上にロディーさんが持ってきたのは見覚えのありすぎるオレンジ色の・・・哺乳瓶!で、確信。あぁ、どうしようとうろたえていると暗転して「UMANOHONE〜!」と外人風の呼び出しとJohn Williams(多分スターウォーズ?)の曲にのせて袖から登場。もしや、あのスーツでは?という期待予想ははずれ、ヨレぎみのレモンイエローのポロシャツにブルーグレーの細畝コーデュロイ(?)パンツ(韓国のライブとかで穿いてたやつ)。靴は白いキャンパス地のスニーカー?(良く見えなかった。)服よりも、何よりも髪が!髪が!長いです!長すぎです!かつ超外ハネです!非道いわ、王子・・・。兄に続き、ここにも散髪が必要な子がいますよ!お母さん!ヌー!と暴れそうになるのを堪える間も無く始まるライブ。全6曲は

  1. MY STOVE'S ON FIRE(推測)
  2. 季節の最後に(推測)
  3. センチメンタル・ジャーニー
  4. 燃え殻
  5. 最低速度を守れ!*1
  6. Red Light, Blue Light, Yellow Light

(推測)の曲は聞いたこと無いけど、歌詞からすると多分これだと思うもの。
見ているこちらが緊張するぐらいのバキバキの緊張ぶり。最初の1曲はアイドリング状態?2曲目の途中ぐらいまでハラハラして見ていたけど、緩やかにアップしてきて、何時の間にか長髪も気にならなくなってきました(超贔屓目)。「凍えた汗と血と涙を溶かす太陽浴びて」というような歌詞の曲。ドライブに良さそうだなぁ。
MC第一声は(予想通り)「いやいやいや」
「みなさん楽しんでいって下さい」「はじめてのライブなので相当緊張してます。30過ぎてこんなに緊張するとはね。」「今日は幸いMCは短めにと言われているので、助かった!と思ってますけども。」
「今日やる曲は殆ど知らない曲ばっかりだと思うんですけど、これらの曲などが入った『馬の骨』というアルバムが9月21日に発売になりますので、良かったら聞いてみてください。」告知もカンペなし!しかし、相変わらず腕組み!大阪でのツアーの会場を一瞬忘れて会場から「クアトロー!」と声をかけられる王子!頑張れ!
センチメンタル・ジャーニー』ではだいぶリラックスした様子。なんと気持ちのいい声か。気が付くと胸の前で手を組んじゃう。乙女モード。危険危険。CDより声が良く聞こえるのと、生ドラムなのが凄くイイ感じ。ライブだとGS感が薄くなる気がする。
メンバー紹介、「松江潤!」と振られて松江君が「え?な、なんかやった方がいいのかな?」と戸惑った風でジャァーンとギターを掻き鳴らす。微妙な空気が流れたところをすかさず王子「いやいやいや、控えめながらも、ね」とこちらも微妙なフォロー。次の沖山さんもベェーンと控えめに一音。小松君に至っては、ライドシンバルをチーンと、控えめを通り越してグッタリしているようにすら見える表情で!最後の渡辺シュンスケ君がキーボードをピコっと鳴らすと、「こういうどっちかっていうと草食動物系のね、バンドですけども。おかげで僕でも統率できる、という。まぁメンバー選びもその辺を重視してやったりして、ね。うっふっふふふ(嬉しそうに笑う)。」
とか言いながら、次の曲『最低速度を守れ!』はロックフレーバー漂うバンドサウンドですよ!カッコイイよ!そしてヤスが!髪を振り乱して!頭振りながら般若の形相でギターを掻き鳴らす!で、もの凄く楽しそう。これをシングルにしたらいいのに・・・。“バンド”の一体感が溢れてたよねー。「青い炎胸に飾ってー♪」「スローライフは墓場までとっておけ!」ヤスはバンドをやりたかったのかなぁ。ツアーの時には是非頑張ってスピーカーに足を乗っけたりして欲しいですね(笑)!『燃え殻』では「沈ーみーだしたー♪」の「みー」のところで膝をヒョコっと曲げるあの動き。お前が沈んでどうする!と突っ込むところですか。苦しくなってくるとついマイクから離れちゃうのは勿体無いと思うところ。アウトロも短縮バージョンだったし。
「えー、楽しい時間はあっという間にすぎて」わー、もう終わり!しかし、他の人の時にはあった「え〜?!」が無かった。大体、曲間のチューニングとかギターチェンジの間も客席がシーンとしてて、こうなんというか“一挙手一投足を見守ってる感”が漲ってなかった?「え〜」とか言いづらい・・・。まぁ私もギンギンに見守ってる部類に入ったわけですけども。
最後は『Red Light,〜』。しかしヤスがイントロで弾きだしたのはアコギ!アレンジがまた変わってる。グルーブを出した感じで、ライブ栄えしますよ。間奏でシンセの「チャラッ チャラッ」のところをマイクから離れて歌ってる。「黄色い」彼女のところの歌詞がまるっきり変わっていて、最初はあわや歌詞忘れ?!とヒヤヒヤしてしまったけど、「動物園」よりこっちの歌詞のほうがしっくりくるし、「ゾンビ」は出てこないけど、「誰かのマスクを投げつける(?)」んですよ!もしやこれがアルバムバージョン??全体的にバンドでやってるのをとても楽しんでるのがよく分かったステージだった。コレでツアーで回数こなしていったらドンドンよくなるんじゃないのかなぁと期待大。最後は「次はソッフェが出ます!」と晴れやかに言って王子はさっさと袖に消えていきました。あっという間の40分。早くアルバム聞きたい!!!!!!!!!1
これだけは言っておきたい。王子、耳に髪をかけるのはお止めください!分け目が“人"←こんな感じでまあるく・・・。犬のようです。『最低速度〜』で頭振って耳から髪が外れてどんだけホッとしたか。鬱陶しいなら、切ればいいのにー。

*1:KICメールでセットの順番が4、5逆だったことが判明。訂正