久々にキリンジじゃないけど。
ピチカートファイヴのうたとことば。』戦争に反対する唯一の手段は。 - ピチカート・ファイヴのうたとことば - -music and words of pizzicato five-
発売したころ買いそびれ、ずーっと探していたのを、Virginで発見。即買で、ウォークマンで聞きながら遠回りして家まで歩きながら聞く。まぁ唄がアレな人のやつは置いておいて、買って損は無かった内容の充実ぶり。お前はキリンジ歌ってればなんでもええんちゃうん?とか言わないで。もちろんヤスの歌う「陽の当たる大通り」は鳥肌つうか涙もんなんですけども。ピチカートのうたには愛が溢れているなぁと改めて感じる。どの曲を聞いても、泣きそう。曽我部さんの歌う「メッセージ・ソング」は特に。これ、『みんなのうた』だったんだよね。
最初に聞いたピチカートは『This year's model』最新型のピチカート・ファイブだったんだけど、「こんなにカッコイイ音楽が世の中にあったのか!!!!!」と地方在住の高校生だった私は衝撃を受けた。トーキョーの生活を漠然と夢見たり。ピチカートの歌詞はキリンジに通じる処があるなぁと思う。特に高樹詞。普通の日常を描いてるんだけど、何か気分が滲んで出てるという。その滲み出る色が好きでいつまでも聞いてしまう。