マジでプレミアムなシート
ファーストとセカンドは半分3分の1ぐらい曲が違った!中野のセトリを1stと2ndに振り分け、新しめの曲と季節曲を両方でやるって感じの選曲。中野ではやらなかった曲も3曲追加されて、兄ボーカルはメスコスに替わりまして「冬来たりなば」。これも丁度時期だよねー!このメンツで聞けると思ってなかったので感激。1stでは小松くんはジャケットというか黒いストライプのスーツ着て登場。「きっとすぐ脱ぐね、これ」とニヤニヤしてたら、案の定1曲終わってすぐジャケット脱いで(笑)、しかもヤスの短いご挨拶の間に!とあせったのか袖が裏返って中々脱げなかったりとかしてて、落ち着いて!とハラハラ。中は紺色のラコステの半袖ポロで、これだと腕が逞しいのがよく分かるよねー。(例の右腕のカブレ跡(?)も気になるけど。)何か髪が伸びてくるんくるんしてたんだけど、忙しくて美容院行く暇ないのよね・・・。お兄ちゃんは黒いパンツに、織でストライプが入った黒のシャツに、前回のビルボードと同じ革靴で中野の反省を生かし(?)ネクタイなし。右側の前髪の毛流れがセクシィ。ヤスは袖と背中がタータンチェックな紺色のシャツにジーンズ。コチラも前回と同じ黒い皮のスニーカー。あの真ん中で分けて撫で付けるのをどうにかして欲しいと思うのは、私だけではないはずだ!馬の時のアー写が一番カッコよかったようー。チガさんだけ、1stと2ndでシャツをお召し替え。
1stはちょっとちょっとみんなの表情が硬いなぁーと思っていたけども、2ndは凄く和やか・・・というか、楽しそうを通り越して面白そうな感じになっているヤス。途中のMCで「ご飯食べ過ぎましたね!(ヤス)」「1回終わって気が緩んでね・・・(兄)」「こう、ちょっと上がってくる感じが(笑)(ヤス)」ってそれかよ!
中野でやった曲も、やらなかった曲も、すっごい良かった。どの曲もイントロでキャー!キャー!って思う。ありったけとか何処見るか迷うし、タンデムはまた聞けて超興奮した。このイントロのドラム(=ポール・サイモンのアレ)、6月の諸々が甦るよー。かどわかされてなんて、ココでやるのにぴったりじゃないか。しかもこの不況で世間がどんよりしてて、デパートやらこういうモールやらの賑々しさにちょっと嘘っぽい感じが漂ってさ。こうやってライブ初聞きな曲が入っているのも、10周年って感じで幸せ。3人のハモリの気持ちよさ、♪他愛もない審美眼のところ、CDでは♪たぁいもない〜と聞こえていたのが、今回は♪たわいもない〜とはっきり発音されているだけでも、おぉっと思う。キーボードのコードの後、ヤスが右手でカウントして歌いだすフェイバリットでは、SPCでの弾き語りの時を何となく思い出していた。歌に集中している分だけ、声の瑞々しさが染み入る。エイリアンズのことを「絵にならない普通の町を舞台にして、ピタッとはまる曲を作れれば」みたいに言っていたけど、コレもそういう曲だよねー。雑然とした街の朝帰りが視点だけでこんなにクッと心に迫るもんになっちゃうんだから。1stのアンコール時、エイリアンズのイントロで窓の外、上空に飛行機の明滅するライトが見えたのも最早お約束にすら感じるが、得した気分。
中野の選曲の濃さと、スペシャルな意外性を合せた様な選曲。コレが1年の締めくくりで、しかも明日もう一日あるなんて、幸せすぎて泣ける。しかし、ビルボードはステージが近すぎて何処を見ていいか困る。しかも、最後であんなに客席明るくするなんて、丸見えで超困る。スッゴイ(多幸感でアヒャってる)顔してるだろうからなぁ・・・。でも、近くで見たい!こういう時こそ、ホントに透明人間になりたいと思う。
KIRINJI 10th Anniversary 〜 SPECIAL SHOWCASE FINAL@Billboard LIVE TOKYO
12月28日 1st STAGE
- Music!!!!!!!
- 冬のオルカ
- 僕の心のありったけ
- タンデム・ラナウェイ
- かどわかされて
- フェイバリット
- 星座を睫毛に引っ掛けて
- 冬来たりなば(兄Vo.)
- もしもの時は
- 銀砂子のピンボール
- 千年紀末に降る雪は
(アンコール)
EN 1 エイリアンズ
___________________12月28日 2nd STAGE
- ニュータウン
- 愛のCoda
- SHOOTIN' STAR
- タンデム・ラナウェイ
- かどわかされて
- Lullaby
- 星座を睫毛に引っ掛けて
- 冬来たりなば(兄Vo.)
- もしもの時は
- 銀砂子のピンボール
- 千年紀末に降る雪は
(アンコール)
EN 1 エイリアンズ